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田島歳久さんタジマエンジニアリング一般整備はもちろん、カスタムマシンの製作も得意とするタジマエンジニアリング。数多くの車両を手がける同社は、何に魅力を感じてEKチェーンを採用するのか?乗り心地を向上させつつ耐久性の高さが魅力 九州・福岡県に拠点を構える老舗バイクショップ、タジマエンジニアリング。その同社が江沼チヱン製作所のチェーンを使い始めたのは、今から10年ほど前のことだった。まずは試用からスタートしたが、タジマエンジニアリング・田島歳久代表はすぐに違いを感じられたという。「まず試乗したところ、フリクションが低減されているなとすぐに実感できました。チェーンにしなやかさがあり、キチンと転がってくれているな、と感じましたね。また、使い続けてみてもチェーン自体が伸びないので管理しやすいのも魅力に感じました。さらに注目したのはドライブスプロケットの摩耗具合でした。ドリブンスプロケットの減り具合でチェーンの攻撃性や相性をチェックする人は多いでしょうが、当社では必ずドライブ側を判断します。そして距離を走ったあとにチェックしてみても、江沼チヱン製作所のチェーンだとほとんど摩耗しません。各種スプロケットとのマッチングも採用時には注意すべき点。いろんなテストをしてみた結果、これは使いやすいと判断し、江沼チヱン製作所のチェーンのみ扱うようになりました」 同社はCB750/900F、CB1100F/Rなどのカスタムも得意としている。その際にはホイールサイズ変更にともなうチェーンライン確保のため、細いチェーンへのサイズ変更も行なうことが多い。具体的には純正630サイズから530サイズ、さらには525サイズへのダウンサイジングとなるが、江沼チヱン製作所のモノだと対応排気量に余裕があり、525サイズでもリッタークラスに対応しているため、安心度が高いことも田島代表は利点に挙げる。「そしてサイズが小さくなれば軽くなり、フリクションも低減されます。フリクションが低減すればバイク各部へのストレスも減るし、乗り心地も向上します。この違いを体感しやすいのも大きいですね」 チェーンに限った話ではないが、使用する消耗品は一度信頼して使い始めると、なかなかメーカーやブランドを乗り替えにくいものだ。それだけに同社が使用チェーンを変更するだけのインパクトが、江沼チヱン製作所のモノには込められていたということなのだ。‘ チェーンをどれだけ簡単に交換できるかもショップの選定眼を左右するポイント。江沼チエン製作所は交換用専用工具をリリースしており、作業効率はもちろん信頼性の高さもポイントとして挙がったø 普段はあまり注目されないドライブスプロケットの摩耗。だからこそ同社はドライブ側をしっかりチェックする。その結果、スプロケットの攻撃性の低さを確認して採用したのだタジマエンジニアリング新車販売はもちろん、ワンオフパーツと純正パーツをフル活用したホンダCB系カスタムを得意中の得意としている。写真上に見える現代風RS1000などは各バイク雑誌でも高い評価を受けている名作だ。å福岡県福岡市南区大池1-9-6 †092-511-3931 •http://www.facebook.com/tajimaeng#1達人に聞く-----スペシャル インタビュー※このページは雑誌「カスタムピープル」による特別編集ですスペシャルインタビュー

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